サークル活動規模の一部縮小について

  • ご報告

 我々、TRPGサークル「Printemps」は今回のコミックマーケット100への参加をもちまして、コミックマーケットへの定期的なサークル参加を終了させていただきます。ただし、これは完全にサークルとしての活動を停止するということではなく、将来的にはオンラインでの頒布や、不定期でのコミックマーケットへのサークル参加を予定しております。

 

  • 経緯について

 定期的なサークル参加終了の理由としましては、サークルメンバーの環境が大きく変化することが理由です。我々は高校1年生の時に同期とPrintempsを結成し、そこから皆様のご愛顧の下、6年の長きに渡り活動して参りました。この間、メンバーは高校生から大学4年生(一部3年)になり、来春には新社会人として社会に出ていくことになります。

 そのため、同人誌制作に係るメンバーのスケジュール調整が困難になり、新刊の制作進行やクオリティに大きな影響を及ぼすことが想定されます。このことから、弊サークルでは定期的に行っていたコミックマーケットへのサークル参加を取り止めることを決定しました。

 

  • 刊行物について

 将来的な刊行予定ですが、不定期にBoothの「Printemps Store」や、シナリオ公開プラットフォームTALTOにて、新刊や新シナリオを公開していく予定です。また、コミックマーケットとメンバーのスケジュールが合致することがあれば、新刊や既刊をもって参加していくことも検討中です。

 

  • 代表挨拶

 Printemps代表のはるしおんです。まずは6年間という長きに渡り、パラノイアRPG界隈の皆様にご愛顧を賜りましたこと、深くお礼申し上げます。

 同期であるRen君に自作シナリオをコミックマーケットに出さないかと誘われ、母校の寒い廊下でサークルを立ち上げたのが、本当に昨日のことのように思い起こされます。初めてサークル参加したコミックマーケット92では私たちとは比べ物にならない大先輩に囲まれ緊張しましたが、幸いにして皆さまには暖かく迎え入れていただき、本日まで活動を続けることができました。

 

 活動はこれまで6年にもわたり、我々も社会的に新たな環境へ飛び立つ日が刻一刻と近づいてきています。そうした状況を考慮し、弊サークルが今後も定期的にコミックマーケットへのサークル参加を申し込むという形で活動するのは難しいと判断するに至りました。

 無論、Printempsの活動自体は不定期のサークル参加やオンラインでのシナリオ頒布などで、これからも続けていくつもりですので、今後も皆さまに変わらぬご愛顧を賜れますよう、励んで参りたい所存です。

 

  • 副代表挨拶

 こんにちは、副代表のれんです。

 今回は先ほどご報告したような形となりました。理由は書かれたことがメインなのですが、実は僕の大学院進学も少し影響していました。元々、日本ではるさんと一緒に活動を進めていたのですが、はるさんが海外に進学をしてから日本での対外活動(コミケ参加やBooth発送など)を僕一人で進めていました。つまり、ほかの日本に在住しているメンバーに仕事を振っていなかったのです。そのせいで、僕がほかのことで忙しくなるとサークル運営に支障をきたしていました。

 このようなことが起こっている中で、現在学部3年の僕が大学院進学を目指して受験勉強を始めたことによってさらに手が回らなくなり、コミケへの参加も難しくなることが予想されました。そのため、僕のほうからはるさんに打診をしてこのような対応とさせていただきました。

 こうなると、自分一人ですべて事務作業をするのではなく、みんなで事務を行えばよかったと後悔しています。そうすれば、みんなが社会人になっても活動できた可能性があったので。

 「はじめてのおしごと」のあとがきにも掲載させていただきましたが、これからPrintempsは過渡期に突入します。その間はどうしても新刊作成頻度が不安定になってしまいますが、これからも我々の活動を温かく見守っていただけると幸いです。